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■ 「ドイツ薬学視察旅行2014初夏」のご報告

 

2014年6月9日(月)〜14日(土)の4泊6日で、ドイツ薬学視察旅行に行ってきました。「2014年FIFAワールドカップinブラジル」を目前に控え、サッカーファンの熱気に包まれたドイツ。薬局のディスプレイもサッカーをテーマに盛り上がっていました。

到着1日目。21時を過ぎてもまだ日が沈まない6月のハイデルベルグの街をぐるりと散策しながら、その日の夜間当番薬局を視察。怪我をしたり、体調を崩した街の人が次々に相談に来ています。

 毎年恒例の「哲学の道」の早朝散歩では、菩提樹の甘い香りと鳥のさえずりに心身ともに癒されます。晴天に恵まれ、対岸に浮かび上がったハイデルベルク城は格別の美しさでした。「ドイツ薬事博物館」で医薬の歴史に直に触れた後は、個性豊かな薬局の視察、実習に奮闘する薬学生の様子、高齢者施設での薬剤師の関わり、そして大学病院での薬剤師業務と700年余りの完全医薬分業の歴史を持つ現在のドイツ薬学を肌で感じます。

 6月のドイツは薬草愛好家にはベストシーズン。ハイデルベルク山頂には野草のジギタリスが咲き乱れ、医薬品メーカーWELEDAの農園では一面に広がるカレンドラの花が出迎えてくれました。目に留まったのは、日本では「オトギリソウ(弟切草)」とも呼ぶ「セント・ジョーンズ・ワート」の花。医薬品との相互作用が有名です。2〜3輪摘み取り、指先で花をもみ込むと血のような草汁でガイドさんの指が染まりました。そうやって薬草を知り、薬効の見つけ方を学びます。日本ではまだ馴染みのないシュタイナー農法や人智学のレクチャーに、自然観、宇宙観が自ずと広がり、自然科学者としての薬剤師魂が磨かれていくようです。そうしてドイツ最終日は、ライン川流域の長閑な風景を楽しみながら、ドイツ薬草学の祖、聖女ヒルデガルト所縁の地めぐり。どの地も感動の絶景でした!

 

酷暑のドイツでしたが、それに負けない参加した皆さんの熱心さのおかげで、たくさんの出会いや発見があった素晴らしい視察旅行となりました。本当にありがとうございました。

 

2014年冬のドイツ視察旅行は只今募集中です。クリスマスに彩られたドイツを巡りましょう。皆様のご参加をお待ちしております!

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