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■ 「第75回FIPデュッセルドルフ&エクスポファーマ」のご報告

 

 2015年9月28日(月)〜10月4日(日)、FIPデュッセルドルフ&エクスポファーマ視察ツアーを行いました。  FIPとは国際薬剤師・薬学連盟のこと。年1回開催する会議には、世界中の薬剤師、薬学者が集まります。今回のツアー参加者のほとんどがFIP国際会議参加は初めて。そこでFIP常連組の城西国際大学薬学部・山村重雄教授に“FIP参加心得”の事前レクチャーを依頼。先生曰く「FIPは各国の薬剤師と出会える折角の機会。日本人だけで固まらない!まずは“What’s this?”でいいから積極的に質問しよう」。英語が苦手な私でも、“What’s this?”なら言えます!皆さんの口元の緊張もゆるみ、他国の薬剤師と交流しながらFIPを満喫しようと意気揚々で会場に向かいました。  FIPには国際交流のために様々なイベントが用意されていました。“早朝チャリティーマラソン”FUN RUN“もその一つです。ツアー参加者のF氏が朝焼けのライン川畔を世界中の薬剤師さんらと快走!吉岡ゆうこ理事もその勇姿に心打たれ、次のFIPでは自分もFUN RUNに出場すると決意表明。皆さんどうぞ応援してくださいませ。(※因みに2016年のFIP国際会議はアルゼンチンのブエノスアイレスで、8月28日から9月1日開催)  病院、薬局、大学などのそれぞれの部門別ディナー会もあり、ちょっとだけドレスアップして参加しました。そこでJACPツアー組は日薬の山本信夫会長と同じテーブルを囲むことができ、日本ではこんな機会はあり得ないと感激しつつ、FIPに参加し世界に目を向け実感したことを熱く語り合いました。そして国ごとの余興の順番が回ってきた日本チームは“幸せなら手を叩こう”を楽しい振り付けで熱唱。心に残るHOTなひと時を過ごしました。  FIPの隣の会場では、ヨーロッパ最大の薬局見本市「エクスポファーマ」が開催されていました。一番人気は、ドイツの薬剤師会にあたるABDAのコーナーで行われていた薬剤師ポスターの撮影サービス。プロのメイクさん、カメラマンさんに素敵に仕上げてもらえるので順番待ちがいっぱいです。他にもその場で撮った記念写真をのど飴の缶に印刷してくれるサービスやハンドマッサージ、参加型ゲーム、化粧品やサプリメントの新製品のサンプル集めなど楽しめました。  薬局関連機器も見応えありです。最新設備を備えたドイツの薬局業務の流れは「①処方箋の2次元コードをレジ一体型レセコンでスキャンする→②ピッキングロボットが動き医薬品(ドイツは箱渡し)をレジ横に集めてくれる→③さらにOTC医薬品の相談があれば、レジ後ろに備えた“デジタルウォールディスプレイ”を質問と答えどおりにタッチしOTC医薬品を選ぶ→④選んだOTC医薬品もレジ横に集まる。相互作用も確認」。薬剤師はこの間ずっと相談者と対話できます。医薬品の発注や納品、使用期限の管理も自動です。ピッキングロボットやデジタルウォールディスプレイは、今回ケルンやデュッセルドルフの実際の薬局でも見ることができ、薬局業務の機械化、効率化がこんなにも進んでいるのかと驚きました。ドイツの薬剤師さんは業務時間内に調べ物や勉強ができるそう。日本ではどうでしょうか? 次回のドイツ薬学視察ツアーは2016年6月6日〜11日です。JACPが企画するドイツ薬学視察ツアーは、薬剤師としての五感と魂を磨く旅です。皆様とまた心に響く時間を過ごせることを楽しみにしております。

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