■ 2018年10月28日(日)第4期CP研究会第4回目「残薬解消の実践編」のご案内
2018年調剤報酬改定でも残薬関連がクローズアップされています。この企画をたてたのは昨年の10月頃ですので、調剤報酬に先駆けての取組を考えていました。
残薬は減らすだけではだめで、理由を確認し、残薬をなくす工夫を患者とともに行っていくことが重要です。そこには患者の気持ちに配慮したコミュニケーション能力も必要とされます。第5回コミュニティファマシーフォーラムでも、3回分をいっぺんに飲んでいたなど、患者が必ずしも正しいことを言っているわけではないということも念頭に、残薬を解消していかなければなりません。
2018年5月には、高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)が厚生労働省より出されました。ここでは「ポリファーマシーは、単に服用する薬剤数が多いのみならず、それに関連して薬物有害事象のリスクの増加、服用過誤、服薬アドヒアランスの低下等の問題につながる状態をいう」と定義されています。処方見直しプロセスや薬物療法適正化のためのフローチャートなども示されています。
演者はフローラ薬局の篠原久仁子氏と南国病院薬剤部長の川添哲嗣氏です。お二人は「残薬対策ハンドブック~実際に残薬を減らした16のアプローチ~」の著者でもあります。実際にどのようにして、残薬を減らしていったのかの実例をオリジナルチェックシートを使って解説していただきます。今年度最後の研究会です。たくさんのご参加をお待ちしております。
第4期CP研究会第4回目「残薬解消の実践編」
日 時;2018年10月28日(日)13時~ 17時
場 所;スクワール麹町(東京四谷)
参加費;会員7000円 一般12000円