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■ 「第8回コミュニティファーマシーフォーラムWEB」開催報告

 

第8回コミュニティファーマシーフォーラムWEBが、8月29日(日)開催されました。

 

「薬剤師と栄養士がタッグを組む 新たな薬局業界の未来~ヘルスケア・デザイン~」
昨年に続きコロナ禍、さらにデルタ株の第5波のなかでもあり、スタジオ発信基地 東京品川に集まるスタッフ・進行役は事前に迅速抗原検査で陰性確認、リモート演者・報告者の各地をつなぎ、そして370名以上の視聴者をウェビナーで結び4時間のWEB開催となりました。

 

先ず、JACP吉岡ゆうこ代表理事の挨拶、祝辞は、ドイツ薬事博物館長フーヴァ氏、ドイツ連邦薬剤師会長ベンカート氏、ドイツ医薬品卸のノヴェダ社からのメッセージが紹介されました。

 

【特別講演】~ヘルスケア・デザイン~医療現場が抱える課題と2025年に向かう医療政策
講師:池田俊也氏(国際医療福祉大学教授)、座長:浜田康次(JACP理事)によりすすめられ、池田氏は2025年以降に向けて薬局・薬剤師の役割の重要性が一層増していること、またカナダにおける薬剤師職能についても言及、学ぶ点も多いとお話されました。

 

【基調講演2題】①尿から栄養の過不足が分かるパーソナル検査、講師:美濃部慎也氏(株式会社ユカシカド代表取締役社長)、②EBNに基づく栄養情報の評価方法、講師:児林聡美氏(HERS M&S代表)について、座長:島田光明(JACP理事)によりすすめられました。
美濃部氏は、ご自身の経験から食・栄養の大切さに気づき、郵送栄養検査キットVitaNote開発
に至り、その薬局での取り組み、展開にも期待したいと説明されました。
児林氏は、栄養の実務・研究・教育の現場を栄養疫学(Health Research Management & Support)でつなぐというポリシーのもと、食事摂取基準の活用という大切な視点、行動を示唆されました。

 

【会員報告3題】①薬剤師と栄養士がタッグを組んで生活支援、講師:株式会社フォーラルから小山祐美子氏、②アポクリート株式会社における薬局管理栄養士の取り組みについて、講師:アポクリート株式会社 和泉瑠夏氏、③薬局でおこなう栄養食事指導実績と告知の取り組み、講師:株式会社杏林堂薬局 望月文乃氏・井出和奏氏、3題の座長:篠原久仁子(JACP理事)によりすすめられました。
小山氏は15年間のフォーラルでの栄養活動で様々な機会がうまれ、次にステップつなげたいと、和泉氏は各地区でのアポクリート社の取り組みの紹介とともに今後のDXにも及ぶ目標を示し、
望月・井出両氏も同様にコロナ禍においてイベントが難しくなっているものの、これまでの株式会社杏林堂薬局における栄養食事指導、特定健診・保健指導等の取り組みと今後の医療機関との連携に言及した報告がありました。
座長の篠原氏からは、郵送の尿検体栄養検査キットVitaNoteによるJACP会員10名のモニター結果報告が行われました。

 

【ノーベルファーマ株式会社アドバンストセミナー】亜鉛の生理と病理、亜鉛補充の意義とタイミング、講師:大村健二氏(上尾中央総合病院 外科診療顧問)、座長:山村重雄(JACP理事)
によりすすめられました。大村氏は亜鉛の生理と病理について、基礎的、臨床的な観点からその詳細をお話されました。Take home message として、亜鉛は重要な生理活性を有する微量元素として例えばCOVID-19の発症にも影響を及ぼす可能性等示唆に富むお話がありました。

 

閉会挨拶及びフォーラム宣言については、末澤克己(JACP理事)から以下発信されました。

 

<フォーラム宣言>
コロナに負けず、連携からタッグへ
昨年に続き「コロナに負けず」です。2021年8月地域連携薬局が始まりました。さらにタッグ、互いに機能を高めあう味方として手を組んですすみましょう。

 

 

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